千葉県松戸市と流山市を流れる坂川。利根川と江戸川を結ぶ導水路であるこの川は、かつて「汚い川」として有名でした。しかし近年は水質も向上し、今では釣り人や散歩する人が多く集まるようになっています。

このサイトでは、市民生活に密着した川・坂川を写真記事で紹介いたします。
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・江戸川

 江戸川と坂川の合流点。向こう側が江戸川本流で、手前の流れが水門からのもの。対岸は、埼玉県三郷市。見えている建物は三郷の排水機場。

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 撮影地点から右(北側)を向くと、江戸川に掛かる鉄橋が見える。走っているのは「つくばエクスプレス」。シャッターをおろすと、ちょうど電車が交差するところだった。走行しているのは、三郷中央・南流山間。

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※撮影時期 2007年10月

・松戸水門(江戸川側)

 江戸川の流れを背に土手の方を見ると、坂川へとつながる松戸水門が見える。

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 松戸水門の入り口には手すりがあって、ある程度整備されている。向こう側に小さく写っているのは、手すり越しに釣りをする人。

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※撮影時期 2007年10月

・江戸川の土手を登る

 手すり越しに腕を伸ばして水門を撮影。前夜の雨で、水はかなり濁っている。

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 水門近くの土手(江戸川側)には階段があるが、土手から下りる際には草が邪魔をして気がつかず、大きく迂回するハメになってしまった。帰りはこの階段を利用して土手へと上がる。天気の良い日で、階段を見上げると青い空しか見えない。しゃがんで、見上げるようにカメラを構えてみた。腕の良いカメラマンなら、もっと印象的な写真が撮れるかもしれない。

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※撮影時期 2007年10月

・土手から見る江戸川

 土手を登り、水門から少し歩くと「海から24.5km」の表示。海とは、もちろん東京湾。

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 青空の下しばらく江戸川を眺めていると、印象的な秋の雲が湧いてきた。

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 草が生い茂った土手では、至る所で虫の声。我が家の近所ではあまり姿を見なくなったバッタやイナゴも目の前を飛び跳ねる。しゃがんでみると、ナナホシテントウを見つけた。緑の中に映る赤が印象的で撮影しようとするが、風で草が揺れる上、デジカメのピントが合わず苦戦。何度かチャレンジして、ようやく1枚撮影できた。

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※撮影時期 2007年10月

・土手から市街地方面

 江戸川を背にして市街地方面を眺めると、すぐ近くに松戸排水機場が見える。江戸川上空ではパラグライダーやセスナ機をよく見るが、この写真でも排水機場の上を小型機が飛んでいる。

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 排水機場から左側に目を向けると、煙突が見える。その左手前に木立があるが、雰囲気から神社・仏閣がある場所とわかる。後で寄り道することにした。


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※撮影時期 2007年10月

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