千葉県松戸市と流山市を流れる坂川。利根川と江戸川を結ぶ導水路であるこの川は、かつて「汚い川」として有名でした。しかし近年は水質も向上し、今では釣り人や散歩する人が多く集まるようになっています。

このサイトでは、市民生活に密着した川・坂川を写真記事で紹介いたします。
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・女躰神社

 武蔵野線を越え横須賀橋を過ぎると、それまで松戸市内を流れていた坂川は、松戸市と流山市の境界に位置するようになる。さらに進んで新横須賀橋の松戸側には、女躰神社がひっそりと鎮座していた。住宅街にあって神社のすぐ横は公園だが、あまり人の気配を感じない。

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※撮影時期 2007年10月

・新坂川

 再び坂川沿いに戻り、流山線が走る鉄橋の下へ。ここは新坂川とつながる場所でもある。新坂川は幅の狭い用水路といったところで、松戸、北松戸、馬橋と常磐線に沿うよう流れている。

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※撮影時期 2007年10月

・流山線

 松戸(馬橋駅)と流山(流山駅)の間を走る流山線。単線のローカル電車だが、カラフルな車両が印象的。

※2008年8月に、総武流山電鉄株式会社から流鉄株式会社に社名変更となり、路線も「流山線」の名称となりました。 saka057.JPG

※撮影時期 2007年10月

・小金城址駅

 新坂川沿いに少し進むと、流山線の小金城址駅がある。川があるためか、写真右手には普通の家が何軒かあるのみ。反対側には、小規模なお店が並ぶ商店街がある。

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 流山線は単線だが、小金城址駅ですれ違うため、撮影地点では複線のように見えている。

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※撮影時期 2007年10月

・鰭ヶ崎橋

 流山線の線路を越えると、松戸側、流山側とも住宅密集地帯が広がる。

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 1枚目の写真にある比較的大きな建物(2枚目の写真右側にある建物)は現在住宅となっているが、30年くらい前は「青楓チェーン」というスーパーだった。この通りは当時のメインストリートで、隣にもう1軒集合店舗型の小さなスーパーがあったり、本屋、文具屋、駄菓子屋、釣り堀まで並んでいたが、ほとんどの店が無くなってしまい今や見る影もない。

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※撮影時期 2007年10月

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